叱られる女性社員

「謝るまで説教が終わらない」「毎日理不尽に怒られて会社に行くのが怖い」など、詰めてくる上司のことで悩んでいる人は少なくありません。
仕事のミスや効率に対する的確な指導なら頷けますが、怒られている理由がわからないというパターンもありますよね。

毎日のように威圧的な態度で接してくる上司には、どうしても苦手意識を持ってしまうものです。
しかし、その問題を解決しなければ、同じ職場に長く務めることは難しいでしょう。

この記事では、詰める上司の3つの特徴や理由、ストレスを受けないための対策法について解説します。


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「詰める上司」とは?

パワハラ

「詰める」という表現が聞きなれないという方も多いのではないでしょうか。

「怒る」「叱る」とは少し異なり、一方的に責める・追い込むような感覚です。

詰める上司のセリフ例
  • なんでこんなミスをしたの?
  • そんなこともできないのか
  • 本当に完璧にできてる?
  • どうしたらいいのか自分で考えて
  • もっと想像力を働かせて仕事をして

上記のように、一つのミスについて長時間責め続けたり、指摘が抽象的だったりと、詰める上司の扱いは厄介なものです。
怒られた後に、「何の学びもない」「理不尽だ」と感じたならば、上司の指導方法は間違っている可能性があります。

上司が部下を詰める3つの理由とは?

問い詰める男性

1.仕事の成果を認めていないから

仕事のミスが多い人や、効率の悪い人は、上司から仕事の成果を認められていない可能性があります。

もし、同じ失敗を何度も繰り返しているならば、上司からしつこく叱られても仕方ないでしょう。
その場合は丁寧に仕事をするなど、自分の行動を改善する必要があります。

ただ、指示がコロコロと変わったり、自分の発言を忘れているというような上司には要注意です。
指示通りに仕事を進めたにも関わらず、「そんなことは言ってない」などと言われたらうんざりしますよね。
仕事が上手くいかないのは、上司が原因であるケースも少なくありません。

2.自分の考えが絶対だと思っているから

理不尽な内容で部下を詰める上司は、自分の考えが絶対に正しいと思っているのでしょう。
もとは謙虚だった人でも、出世することで会社から評価されていることを自覚し、「自分は完璧な人間だ」と思うようになってしまうことが多くあります。

このタイプの上司には、正論をぶつけても効果がないケースがほとんどです。
謝るか、上司の意見を肯定することで威圧的な態度はおさまるでしょうが、すっきりはしませんよね。

また、部下を従わせることで自分の立場を実感したいというタイプの上司もいます。
まともに対抗しても疲れるだけなので、あまり考えずその場をやり過ごしたほうが賢明でしょう。

3.自分のストレスを発散するため

いつも感情的に怒ったり、沸点がわからないという上司は、ストレス発散のために部下を詰めている可能性があります。

上司のストレスの原因は、家庭の事情なのか上からの圧力なのか理由は様々ですが、部下にとって何の利益もない説教をする上司を尊敬する必要はありません。
向上心のある部下のやる気を奪う、最悪のパターンです。

感情的な人の相手をすると、怖くなったり傷ついたりしてしまいますよね。
なるべく密室で二人きりになるのを避けるなどし、周りからの助けを得ることも必要です。

詰める上司の特徴3つ

怒る上司

1.自分も新人時代に詰められていた

新人時代に上司から詰められた経験がある人は、自分が上司になった時に同じことを繰り返してしまいがちです。

「厳しい環境に耐えなければならない」「詰めることで部下が成長する」など、自分の経験から詰めることが正しい指導法だと思っているケースも少なくありません。

ただ、部下への指導のためだと思っているのならば、まだ良いほうです。
中には、「新人時代の苦しみを部下にも与えてやろう」「自分が辛かったのに、甘い環境で仕事をするなんて許せない」など、復讐心から無関係の部下を詰める上司がいます。

理不尽に詰められても、精神的に追い込まれるだけなので、真に受けず聞き流すようにしましょう。

2.自分の発言に責任を持たない

部下との会話を覚えていなかったり、指示がコロコロ変わったりと、自分の発言に責任を持たない上司も少なくありません。

部下が言われたとおりに仕事をしても、「そんな指示はしていないだろう」「こうしてって言ったよね?」など、まるで部下がミスをしたように詰めるタイプです。
このようなケースでは、どんなに説明をしても自分の管理不足を認めない場合が多いでしょう。

対策としては、指示を復唱してメモしたり酷い場合は録音しておくなど、証拠を残しておくと上司が強く言えなくなる可能性があります。
「指示したことはしっかり覚えておこう」と上司に考えさせるきっかけにもなり得ます。

3.部下が自分の意図を察してくれると思っている

威圧的な態度で接するだけでなく、部下からの細かい質問を嫌うタイプの上司もいます。

  • そんなこともわからないの?
  • 言わなくても考えればわかるでしょ
  • 自分で考えて

上記のように、具体的な指示やアドバイスは無く、自分で考えるようにプレッシャーをかけられた経験がある方も多いのではないでしょうか。
部下が自分の意図を察してくれるだろうと勝手に思っているのです。

部下からすれば、考えてもわからないから上司に頼っているのに、こんな返しをされたら困惑しますよね。
自分で考えて行動した結果、上司の理想通りでないと理不尽に詰められることもあります。

詰める上司からストレスを受けないための対策法3つ

戦うビジネスマン

1.上司が詰める目的は何なのかを考える

「なんでこんなに詰めてくるんだろう…」と疑問に思いながら説教を受けていると、ストレスが大きいですよね。
上司が日常的に詰めてくる場合、何を目的にしているのかを考えてみてください

上司が部下を詰める目的の例
  • 部下に成長してほしい
  • 部下を従わせたい
  • 誤りを認めて謝ってほしい
  • ストレスのはけ口にしている

上記のように、考えられる目的はいくつもあります。

例えば、ストレス発散のために部下を詰めているのならば、「そんなにストレスを抱えてかわいそうな人だな」と思いながら聞き流せばいいのです。
自分のミスが原因であれば、真摯に受け止めるべきですが、理不尽な詰めは気にしないようにしましょう。

2.自分を責めない

部下が非を認めて謝罪したり、反省している姿勢を見せたりしないと、詰めるのをやめない上司は少なくありません。
上司の言い分に納得できなくても、叱られることで自分を責めてしまう人もいるでしょう。

詰められている状況から解放されるには謝るしかないというケースもありますが、これはパワハラと言っても過言ではありません
自分に非がないのに謝らなければいけない状況を作っている上司が悪です。

「怒られる自分が悪い」「言い返せない自分のせい」などと自分を責めてはいけません
「よく乗り切った!」と前向きに自分を褒めましょう。

3.おかしいと思ったら反論する

いつも理不尽に詰められて、我慢の限界まで来ている方もいるでしょう。

反論できない部下や、自分の思い通りに動く部下に強く当たる上司は少なくありません。
このタイプの上司は、はっきりと反論してくる部下には怯む可能性があります。

特に、八つ当たりで部下を詰めている上司は、理不尽なことを言っている自覚があります。
そのため、思い通りにコントロールできない部下をターゲットにしようとは思わないのです。

一人で反論するよりも、同じ不満のある人や味方と団結するとより効果的でしょう。

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まとめ

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詰める上司の特徴やその理由、ストレスを受けないための対策法について解説しました。

ミスについて長時間責め続けたり、ストレスのはけ口として部下を詰めるような上司は信頼できませんよね。
尊敬すべきは、部下の成長のために時には叱り、責任をもって指示ができる上司です。

詰められることが日常になっている人は、ストレスが大きいでしょう。
無意味に自分を責めず、おかしいと思ったら反論する勇気を持つことも大切です。