退職するときは、スムーズに話が進み円満退社をして次のステージに進みたいですよね。
しかしながら、退職したいという気持ちを同僚や上司にバラされてしまい、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
退職するのはボーナスがでるタイミングにしよう、もしくは考えていたけどいつにするかは決めていないのに噂だけが広まってしまい居心地が悪くなってしまうケースも少なくはありません。
今回は退職したい意向を言いふらす危険性のある人物や、バラされてしまい辞めづらい状況になった場合どうすればいいのか解説していきます。
目次
退職の意向をバラされた人は多い?
退職の意思が固まっている方や、辞めたいと思っているけどタイミングを見計らっているという方もいるのではないでしょうか。
しかしながら、身近な人にポロっと言ってしまったことで、周りにバラされてしまったという方は意外にも多いものです。
退職を考えて同僚に相談し、まだ話が固まっていない状況にも関わらず言いふらしてしまうことも。
他にも、業務が忙しくなると気遣って頼れる先輩やベテランに相談したら、上司にバラされたという方も実際にいます。
知らないうちに同僚や社長にも伝わってしまい、嫌な雰囲気を味わうのは避けたいですよね。
しっかりと理由や状況を伝えたうえで退職できればベストなのですが、噂が先行して辞めずらい雰囲気になってしまうこともあるでしょう。
「どうして相談してくれなかったの!?」
「〇〇さんから聞いたんだけど本当?」
「仕事が回らなくなっちゃうよ・・・」
など、言ったはずのない周りの人から質問攻めにあう可能性もあります。
正しい順序で進めることができないと、噂が広まっていくばかりで混乱を招くことになってしまいます。
退職をバラされる危険性があるのは誰!?
基本的には上司に話をして、スムーズに話が進むはずなのですが、バラされて面倒な事態になってしまう可能性が高いのは「同僚」です。
近々ではなくとも退職したいことを話してしまったがために「辞めるらしい」という話がどんどん広がってしまう可能性もあります。
以下の記事では、退職したいことを同僚に話さないほうがいい理由を詳しく説明しているので、気になる方はチェックしてみてください。
ボーナスを考えて退職する方は多いかと思いますが「何か月か先のボーナスをもらってから辞めよう」と考えていても、先に噂が広まってしまうと辞めづらくなってしまいますよね。
嫌がらせを受けて辞めさせてくれないなどのトラブルも起こりうるので、噂が広まってしまうのは非常に厄介な状況であると言えます。
退職の意向がバレて嫌がらせを受けることも?
退職したいことがバレてしまったことで、嫌がらせを受けるケースもあります。
以下のような嫌がらせを受けて、辞めたいのに辞められなくなってしまった方もいるので要注意です。
- 辞めさせないようにあえて多く仕事をふる
- 同業他社に転職しないよう根回しをする
- 後任がいない理由で拒否される
- 離職票を出してくれない
- 損害賠償を請求すると脅される
- 契約上不可だといわれる
特に抜けられてしまうと困るようなポジションの場合、辞められてしまうと会社が回らなくなってしまうので、あの手この手で引き止めようとするケースがあります。
スムーズに手続きが進まずに、辞めずらい状況を作られてしまってはストレスがたまる一方です。
更には嫌味を言われたりするなど、精神的な嫌がらせを受けることもあります。
その場合、精神的に病んでしまい出社できなくなってしまうなどのことが起こりうるので、早めに手を打つことが必要です。
退職の意向がバレて辞めづらくなった場合
嫌がらせを受けるなどして、辞めづらくなったり、辞めさせてくれないなどのことが起こった場合どうすればいいのでしょうか?
「心を入れ替えて熱心に仕事に取り組む」と考える方もいるかもしれませんが、できることならすぐにでも辞めて次のステップに進みたいですよね。
むしろ、退職すること自体を悪として、噂を広げたり嫌がらせをするような会社は離れたほうがいいのではないかと思います。
万が一、精神的に追い込まれて働けない状態になってしまっても、会社は助けてはくれないでしょう。
そうなる前に早く退職するべきなのですが、辞めさせてくれない場合はひとりではどうしようもありません。
そんな方は「退職代行サービス」がおすすめです。
給料や残業代、有給消化など、会社と利用者の間に入って手配を行ってくれるので安心です。
依頼した段階で会社の人とやり取りせずに、退職まで完結することができるので、辞められなくて悩んでいる人は利用すべきサービスといえるでしょう。
無理やり辞めようとして「損害賠償を請求する!」などの脅しをされることもありませんし、離職票などの書類関連もしっかりサポートしてくれます。
普通に退職できればかからないはずのお金が発生しまうことがデメリットではありますが、辞めたいのに辞められない状況を打破するひとつの策としては非常に有効だといえます。
サービスによって特徴はそれぞれ違いますが、即日で対応してくれるサービスもあるので「すぐにでも辞めたい!耐えられない!」という方は検討することをおすすめします。
以下の記事では、退職代行サービスについて詳しく説明しているのでぜひ参考にしてみてください。
⇒退職代行サービスの仕組み、流れ、値段、法的な問題などについて
退職代行で急に辞めることになっても大丈夫?
退職代行サービスを利用することで、辞められないという状況を解消することができます。
しかしながら「即日も対応可能な退職代行サービスがあるって分かったけど、本当に大丈夫?」と不安になる方もいるのではないでしょうか。
まず知っていただきたいのは「最短で即日退職できる」ということで、1ヶ月後などでも大丈夫です。
また、違法なのではないか?と心配されている方もいるかもしれませんが、退職代行サービス自体は違法に触れることはまずありません。
ただ多くの退職代行サービスは、退職の希望を伝えることしかできず、交渉をする段階まで進めることができないという欠点があります。
そのため、会社側から退職を拒否されたり、損害賠償の話を持ち出されてしまうと対応することが難しくなってしまいます。
ですが、退職代行サービスの中でも労働組合が運営している退職代行サービスであれば、交渉まで行うことが可能です。
そういった観点から退職代行サービスを選ぶと安心して依頼することができるでしょう。
労働組合が運営している退職代行サービスというと、代表的なサービスは「退職代行ガーディアン」です。
気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
まとめ
退職したいという気持ちを持つことは悪ではないのにも関わらず、その気持ちを知った上で嫌がらせをする人も中にはいます。
その中で仕事をするのは精神的にも厳しい状況が続きますよね。
そのようなことが起こる前に退職できればいいのですが、噂が広まってしまうとひとりではどうすることもできないのが現実です。
もし退職の意向をバラされて身動きのできない状況になってしまったら、退職代行サービスを利用することも視野にいれてみてはいかがでしょうか。