スタイリストと聞けば、華やかなイメージがある人も多いと思います。
でもその一方で、意外と「スタイリストの仕事がきつい・辛い」「スタイリストを辞めたい」と言っている方も多いんです。

もしかするとこの記事を読んでいるあなたもスタイリストをされていて、すでにスタイリストを辞める理由や退職の切り出し方を考えているところかもしれません。

 

そこで今回、実際にスタイリストを辞めた方にアンケートを取ってみました。

具体的には

  • 保育士を辞めたいと思った理由
  • 退職理由の言い方・伝え方
  • 辞めると伝えたタイミング
  • 退職届にはどう書いたか
  • 保育士を辞めてよかったと思ったこと

です。

実際にスタイリストを辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。

 

その後に、

  • 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
  • どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
  • 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
  • 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
  • 損害賠償をすると脅されている人
  • 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
  • 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人

向けに、退職代行サービスというものも紹介します。

いまスタイリストの仕事で悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

スタイリストを辞めた人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど

※枠内をスクロールしていただくと読めます。

アパレル企業の正社員として勤めていました。
当然ながら、撮影に同行するのですが、スタイリストは洋服のアイロンがけ、靴磨き、アイテムのチェック等、撮影前の事前の準備が大変多いので、現場にはモデルさんやメイクさんよりも先に、一番に入っています。

撮影はテーマやロケ地によって時間帯と場所は本当にさまざま。
中でも一番辛くて、頻繁にあるのが早朝の撮影です。

朝は人がいなくて撮影が行いやすいので6時くらいからの撮影は多く、そうなると私たちスタイリストは3入りなんて場合もあります。そうなると先日から現場に入って、車中泊、なんて事もありました。
私が勤めていたところは特に、宿泊の手当てが出るのはカメラマン・モデル・ディレクターだけでした。

 

重いものを運んだり、撮影現場まで車の運転をしたり、とにかく体力勝負の仕事でした。
力仕事が大変多く、女性の比率が多い職場なので手伝ってくれるひともいなく、若いうちしかできない仕事だな、と思いました。

体がボロボロになり、いざ辞めようと思った時、上司からは「すぐに入れる代わりをみつけてからでないと辞めてもらっては困る」と言われました。
人経費削減の為、スタッフはかなりギリギリの人数で行っていたため、私の後輩はいない状況でした。

 

そんなにすぐに入れるスタッフも見つかりませんし、なにより、それは会社の人事の仕事ではないか、と思いました。
結局アルバイトとして臨時で撮影の手伝いができる知り合いを紹介して、なんとかその場は切り抜けました。

 

退職理由は相手が反論できないように、体調一本で押しました。
もともと辞めるなら三か月前と言われていたので、3か月前に退職の旨を人事に直接伝えました。

その後、上司に退職届を提出しました。

 

新しい職場は普通の事務でした。
1.勤務時間が決まっている 2.出張・外泊がない 3.体力勝負の仕事ではない

という点で大変安定して仕事を続けています。

 

正社員で新卒から務めました。

辞めようと思った理由はいくつかありますが、働いていく中で次々に人が辞めていく(出入りが激しい)、給料が後から入社した人の方が優遇されていた、ボーナスも大幅カット、家族の結婚式や大切な友人の結婚式のために休みを取るのでさえ文句を言い、ギリギリまで保留にされる、慣れからくる人によっての態度の違い、他社による幹部研修への休日に強制参加が原因で溜まりに溜まって辞めようと思いました。

 

退職自体も、辞めたい月の3ヶ月前には言わなければいけないという規則があったので言いましたが、他のスタッフが辞めたこともあり、拒否され、止まりましたが、あまりにも理不尽が多過ぎ、強制的に押し切りました。辞める期間も繁忙期だなんのと理由を述べては5ヶ月後ぐらいにしようとしたり・・・。

辞めたいと言った最初の時から1年間結局かかりましたね!笑 
本当に自分の都合しか考えていないんだなとより冷静に判断でき、後悔もないぐらいです。笑 

 

話しても拉致があかなかったので、違うこともやってみたいことがあると言ってやめ、なんか理由はあるのかと言われたので、全部言いました!
が、結局はキレられたので、言わなければよかったと後悔・・・。笑 

もう退職を決めて話終わったはずなのに最後の最後まで辞める日ギリギリまで何度か話し合いも持たされ、メンタル的にも相当やられました。
もう同じ経験は二度としたくない出来事ぐらいです。

退職届は、一身上の都合ということで形式的なごく普通の一般的な退職届けを書きました。

 

新しい職場に転職して良かったと思うことは、休みも有給もあまり使わせてもらえなかったので時間を作れるようになったこと、後で知ったのですが時給があまりにも低くて今の方が効率よく働けていると思います。
あと、何より人間関係に以前より断然恵まれたのが嬉しく、転職して良かったと思いました。

人間関係・やりがい・お給料のバランスは大切だなと感じました!

 

栄養系の短大を卒業後、やはりファッションに関わる仕事がしたくて服飾の専門に通いました。
当時、デザイナーなども憧れましたが、さすがに専門2年の知識では無理かと思い、アパレルマーケティングやコーディネーターの知識を学び、卒業後はスタイリストのアシスタントをやりました。

憧れのスタイリストになりたかたったので、最初は前向きに頑張りました。業界の特徴なのか、アシスタントは給料というものがなく、スタイリストさんが行くところに同行してサポートして顔を売ってスタイリストになっていくもののようでした。
そのため、都内で姉と暮らしていたのですが、生活費はアルバイトで稼がねばならず、しばらくは親に援助してもらいました。

 

アルバイトも、スタイリストさんに急な仕事が入ることもあるため、単発のアルバイトで食いつなぐ日々でした。
それでも親の援助があったので、無理してアルバイトを入れる必要もなく必要楽なほうだったと思います。

当時は、ファッションの世界が目新しく、専門時代のコネで有名なショップのオーナーや駆け出しのスタイリストさんと知り合って仲良くなれるのも、とても刺激的で楽しくて辛さを感じませんでした。
ところが、さすがに2年目も同じ生活が続くと不安になり、自分から撮影スタッフさんなどに少しずつ自分を売り込むようになりました。

 

一応はスタイリストとしての仕事もさせてもらえましたが、やはりファッション雑誌など憧れのスタイリングができるのはまだまだ先で、スタイリストとして雑誌に名前が載る先輩たちでも、夜にホストのバイトをしていたりなど、生活するには大変なようでした。

結局、アシスタントがほとんどと、数回程度のスタイリストの経験をしたあと、親から援助も打ち切られ働かざるをえなくなりました。

 

とはいえ、さすがに給料がほとんどない状態で私もスタイリストとしての生活に不安があったのでいい機会でした。スタイリストになる道は用意はされておらず、本当に付き人のような修行の日々で、毎日食事は朝のコンビニおにぎり一個みたいな生活でした。

今思うとよくやっていたなと思います。
その後、アパレル店員を経験し、今は、メーカーの事務に転職しました。

 

・その時の雇用形態について 

正社員

 

・辞めようと思った理由・具体的な体験

時間が不規則で残業が多かったです。
有給は基本とれません。

取れない雰囲気ができあがってました。
その割に給料が安いのですがやたら住居手当を推してきます・・・。そんなに手当も多くないのに・・・。

 

でもそれぐらいで辞めるのは違うと思ってストレスが溜まってもなんとか続けてましたが、オーナーがとある宗教にはまっていることがわかりました。
慣れていくうちに勧誘されるようになって、宗教新聞も取らされて選挙の署名もさせられました。選挙の有権者を空港まで送迎したこともあります。

なんか謎だらけですよね。そうなるとだんだん小さなことまで気になるようになり、今まで耐えることのできた命令口調も上から目線の物言いも目標を達成してもけなされる状態を我慢できなくなりました。

 

・退職の理由はどう伝えたか、伝えるタイミングはいつだったか

転職したい、両親と話し合って公務員試験を受けるため、セミナーに通うことにしましたと伝えました。
「親と現状を話し合って」という言葉は相当効き目がありました。

・退職届にはどのように書いたか

転職を目的とした学校に入学するためという理由で書きました。
「一身上の都合」ではダメだそうです。具体的に、以前からやってみたいと思ったなど作文のようなことも書かないといけませんでした。

 

・新しい職場に転職して、「辞めてよかった!」と思った体験

言い訳に使った公務員でしたが、市役所を受けたら一発合格しました。
大きな役所なのでそこそこ不満もありますが、前の職場にくらべたら天国です。

職員が多いので友人もできて休みや仕事後に遊びに行くことも多くなりました。
今思えば前の職場は人間関係もギスギスしてましたね・・・。

 

学生の時はスタイリストを目指して夢を見ていましたが、肌荒れに慣れるのも時間がかかって人間関係も厳しくて、夢と現実はギャップがありました。
でもその経験があって、今が幸せだと実感できてます。

本当にいろんなことがあったのでトークのネタにも困りません笑

 

働いていたときの雇用は正社員として雇用されていました。
待遇もよく不安なく仕事をすることができていました。

もともとファッションが大好きな私にとって天職だと思い入社を決意しました。
スタイリストになるには相当な勉強をしましたがその際に学んだファッションの奥深さにはまってしまいました。

 

また、ファッション一つで大きく印象が異なるこらこそ人それぞれの人生をコーディネートするような気分になり仕事に対しての満足度が高い仕事でした。
しかしながら、ファッションは身だしなみと違い個性や自己主張をするものですのでファッションを楽しむことができない人のスタイリストになることがとてもつらいことでした。

私が経験したことは、流行よりもオーソドックスな人個性よりも上品さなどフォーマルの場などで活躍している人に対してもスタイリングをしているときに昔の言い伝えなどを気になれているので話が伝わらず信頼してもらえないということがありました。
スタイリストの仕事は楽しかったのですが、人間関係が嫌になり退職する決意を固めました。

 

ある時に結婚式に出席する人のコーディネートを任されました。
その方は、親族でもなければ挨拶をする上司でもなく高校の同級性のご友人の結婚式でした。

男性の方だったので、スーツのアドバイスとネクタイや靴、アクセサリーのアドバイスと全身のコーディネートを担当しました。
その時のネクタイ選びで嫌な思いをしました。

 

白が一般的なのですが最近では紺や赤などすることがあります。
白だとご親族などと間違われたりすることもあり色ものをすることがあります。

しかし、当然場所や新郎新婦との関係性によっては白ではないといけないという場面もありますが、高校の友達であれば色物をしていても問題ないというお話をしたときにそこまで言うのかというような言い方や暴言を吐かれました。
最近の結婚式事情を話しても聞く耳を持ちませんでした。

 

詳しく話して白の1点張りでした。
そのようなことなど、人間関係の影響で退職しました。

2か月前に上司話しました。
やめないという方向で話を進められることが嫌で転職先が決まっていますと強気に出て何とか退職をしました。

 

退職届は、会社の人事部に相談して書きました。やめる決意をしたので何も怖くないという気持ちで人事部に書き方など必要な書類などすべてサポートしてもらいました。
実際に転職をしたのはやめてから2か月後でした。

退職してよかったことは、ストレスが減ったことと、ファッション漬けで休みがなかったが転職して自分の時間を作ることができたこと。
一番うれしかったことは、好きなことに没頭することができることです。

好きなファッションから離れてみることでよりファッションについて興味が出ました。

 

私がスタイリストとして入ったのは2年前です。
専門学校卒業してすぐに就職できたところです。

社会人になって初めての職場だったので右も左もわからないまま、がむしゃらに毎日を過ごしていました。
雇用形態は4人のスタイリストがいて、シフトで回すといった感じですが、4人では到底回せないだろうという仕事量でした。

 

新人だから先輩が優しく教えてくれるということは全くなく、自分で覚えてねという感じで必死に仕事を覚えることをしていました。
休みもほとんどなく、休みの日に研修や先輩について勉強会にさんかしたりしていました。

朝も早く出勤しないといけなくて、新人なので先輩たちの準備も任されていました。
帰りはいつも終電でした。

 

1年は頑張って何とか仕事に慣れてきたころに、先輩が大きな失敗をしてしまいました。
それをなぜか私のせいにされて私がきつく怒られるということがありました。

私もそのときは寝むれないし、食べれないしで精神的にもかなりしんどい時期だったのでかなり落ち込んでしまいました。
いつの間にか、ふとした瞬間に涙がこぼれてきたり、夜は全く眠れなくなっていました。

 

これは本当にやばいと思い精神科を受診しました。
すると、過労と鬱の診断がでました。

診断書をもって会社に行くと、ものすごく迷惑そうに対応されてこころがぽっきりとおれてしまいました。
そのまま、退職することにしました。

 

しかし、会社では過労で退職届を出してほしくないとのことで、一身上の都合により退職することになりました。
ほんとになりたくてなりたかった仕事だったのでとても悔しかったのを今でも覚えています。

しかし今思えばやっとこの会社に来なくていいんだという安心感でいっぱいだったように思います。
今は、まったく違う保育の仕事をしています。

子供たちに癒されて、毎日活動的に動いています。
時々お母さんたちが「先生のこと大好きっていうんですよ。」と言ってもらえると本当にやりがいを感じます。

 

今回は一例として正社員でスタイリストをされている方を紹介しましたが、中には派遣社員や契約社員でスタイリストをされている方もいました。
また新卒で新入社員としてスタイリストになったものの、イメージと違い研修中・試用期間中に辞めてしまった方もいました。

 

スタイリストを辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし

  • 自分から退職を切り出せない、
  • 辞めたいといっても強い引き止めに合う
  • 即日退職したい

という場合は、この記事の最後までお進みください。

自分で退職するコツ

退職時のよくあるトラブル解決法

もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…

もし自分でスタイリストを辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。

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⇒退職代行サービスの仕組み、流れ、値段、法的な問題などについて