塾講師の世間のイメージを調べてみると、どうやら「勉強好き」「子供好き」というものが見つかりました。
もちろん塾講師を天職だと感じている方もいるのですが、一方で塾講師は入れ替わりの激しい業界で、一カ月や研修中に辞める人も沢山います。

私の知り合いにも塾講師をしている方がいるのですが、いつも「塾講師の仕事はきつい・辛い」「塾講師の仕事を辞めたい」と言っています。
もしかするとこの記事をお読みのあなたも塾講師の仕事をされていて、辞める理由を考えていたり、退職の切り出し方を考えているところかもしれません。

 

そこで今回、実際に塾講師の仕事を辞めた方にアンケートを取ってみました。

内容としては

  • 塾講師を辞めたいと思った理由
  • 退職理由の言い方・伝え方
  • 辞めると伝えたタイミング
  • 退職届にはどう書いたか
  • 塾講師を辞めてよかったと思ったこと

です。

実際に塾講師を辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。

 

その後に、

  • 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
  • どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
  • 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
  • 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
  • 損害賠償をすると脅されている人
  • 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
  • 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人

向けに、退職代行サービスというものも紹介します。

いま塾講師の仕事を辞めたいと思っている方の参考になれば幸いです。


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塾講師を辞めた5人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど

※枠内をスクロールしていただくと読めます。

私が塾で講師をしていたのは2016年4月から2017年3月までのちょうど1年間のことです。
アルバイトスタッフとして入社したので、賃金は時給でした。

辞めようと思った理由としては、賃金が低いことです。授業の時間については1時間あたり1,000円、90分で1コマなので授業1コマで1,500円、それに付随する事務として時給800円を30分換算で400円でした。
ですので2時間程度勤務して1,900円というものですが、それに加えて授業の準備のための時間などはもちろん時給が発生しないため、サービス残業のようなものが恒常的に発生していました。

 

また賃金以外にも、(これは塾なので仕方がないことではありますが)勤務時間が遅い上に長いことです。
早く始まるときでも正午に始まって、22時に最後の授業をして、翌日の準備などで23時ぐらいまで残っているのが普通でした。

もちろん授業以降の時間は全てサービス残業でした。これを続けるのは流石にキツイと思い退職するに至りました。

 

退職に関しては、塾長に2ヶ月程度前に伝えることで円満(?)に退職することができました。
塾長には退職理由は引っ越しをするため来れなくなると、本当の理由をボカして伝えたことや、ちょうど同じタイミングで辞める人もいたので、塾長は困りつつ引き止めてきましたが、優しい人だったのですぐに諦めました。

その翌年、塾長も転職して、現在では公務員として役所に勤務されているようです。
私も新しい職場では正社員として勤務することになりました。

 

教育関係の業界で似たような感じではあるので、職はすんなり見つけることができました。
転職してよかったことといえば、内勤になったので勤務時間が9時から17時30分までという、いわゆるホワイトカラーな労働ができるようになったことや、サービス残業がなくなったこと、正社員になったことで基本給自体が増えたこと、有給休暇が取れることなど、良いてんがたくさんありました。

ただ、塾には塾の良さがあり、生徒の成長を身近に感じることができるので、その辺りでは非常にやるがいのあるものだと感じました。

 

英語専門の英語スクールの講師を正社員として5年間働いていました。
大きなスクールではなく個人が経営するスクールで外国人と日本人講師数名ずつとパートの先生が何名か働いているような学校でした。

働き始めた当時は、小さな学校なので教える事だけでなく、営業や事務的なこと、学校経営についてもするという事で、これも勉強、経験であると思っていました。
仕事を始めて、確かに全体の仕事量は多く、大変でしたが、それは分かっていた事なので納得して仕事が出来ていました。

 

しかし、2年、3年として行くうちに、一番不満となっていったことは、スクールのトップの校長の英語教育における意識、志の低さでした。
学校の教育方針がはっきりと明確ではないことや、自分たちの英語教育を子ども達に受けてもらう上で、子ども達にどのようになってもらいたいのかがはっきりしていないなど。

学校としての目標が分からないために、ブレていると感じる事がたくさんあり、何よりも雇われている講師たちの志が低く、モチベーションも上がらない、このリーダーに付いて行きたいと思っていない所が働いていてとても不満でした。

 

始めは自分が頑張る事でまわりも変わって行くのではないかと期待していましたが、自分のやることなすことに、そんな事はやらなくて良い、無駄だと上に言われ続け、気がつけば頑張っているのはじぶんだけ、まわりは実にユルい仕事しかしていない人たちの手抜きばかりする集団でした。

4年目くらいに、自分は何のために仕事をしているかだんだん分からなくなって行きました。
自分の力が100%発揮出来ない環境に居たくないと感じ始めました。

 

退職届には、家の都合で辞めさせていただくという事にしました。
辞める事は半年くらい前に伝えました。

新しい職場は、また英語を教える仕事です。以前よりも大きい英語スクールで働いています。

向上心のある、志高い講師も多く、トップの校長も英語教育に対してしっかりとした方針を持っていて、自分も向上心を持って仕事が出来ています。
そして、教える事だけに集中出来る事は自分としてはとても喜ばしい事です。

転職してとても良かったと感じています。

 

23歳の時に、4年間のアメリカ留学から戻ってきたのですが、その時には自分でアパレルの販売会社を立ち上げたいという夢がありました。
アメリカで培った人脈を頼りに、古着やデニム商品の実店舗及びオンラインショップを立ち上げるというのが目標としてありました。

ただ、資金が無かったため、貯金を作るために塾講師の仕事を選びました。
親族のツテである塾に正社員として就職することができました。

 

そこは完全少人数制で、小学生から中学3年生までを受け入れる塾でした。
1コマあたりの担当人数は多い時で3名、少なければ1名という感じでした。その分、月謝は高く設定されていて、裕福な家庭の子度たちが多かったです。

私は工学系で、留学も経験していたので、数学と英語を担当することになりました。
平日は夕方以降に3コマ(1コマ90分)担当し、土日は5コマを受け持ちました。

 

授業の終了後には、その日の授業の進捗状況をまとめたり、翌日の準備をしました。
不慣れでわからない部分は、塾長さんが指導してくれましたので、何とかこなすことができました。

少しでも自分が受け持つ生徒の成績を上げたかったので、自宅に帰ってからも自分で問題を作成するなどの努力を続けました。

 

しかし、勤務開始から半年たっても、なかなか生徒の成績が上がってきませんでした。
生徒は小学生から中学生です。

基本的に、自ら率先して勉強しようという意識を持った子がいませんでした。
自分ではやる気が出なくて成績が悪く、心配した親が塾に通わせているという構図でした。

私が熱心に情熱を持って指導しても、「打っても打っても響かない太鼓」でした。
わかったのかわかっていないのかの意思表示もできない生徒が多く、私が課した宿題もやってこない子がほとんど。

徐々に私の情熱は冷めていきました。

 

加えて、親御さんからは「高い授業料を払っているのに成績が上がらない」と私にだけではなく塾全体にクレームが来る始末でした。
そのことを知って、私は先輩講師に「成績が上がらないので私も気を病んでいます」と打ち明けたところ、「そんなもんだよ。給料もらえるから惰性で続けてるだけ。」とやる気のかけらも感じられない返答がありました。

受け持つ生徒の成績が上がらないことに悩み続けた私は、退職を決意しました。
生徒が進級する境となる3月末で退職したいと、前年の12月に退職届を提出しました。

「退職願の内容はなんでもいい」と言われたので、ありきたりの文言で書きました。
次から次へと講師が変わっていく塾だったので、またかという感じで引き留めもありませんでした。

 

その後、父親の知り合いが代表を務める大きなメーカーに転職し、技術部門で設計の仕事を始めました。
自分の努力が仕事の出来に直結する部署であったため、やりがいを感じて一生懸命働くことができました。

転職して大成功でした。

 

20代前半の頃非常勤で塾講師の仕事をしていました。
最初は教室の中でも主要駅に近いところでの勤務ということで約半年間塾講師をやっていました。

しかしながら人員不足を理由に突然山間部の教室への異動を言い渡されました。

その教室は車通勤が禁止されていたのですが、最寄りの駅からは徒歩で30分程度かかってしまうような非常に交通の便が悪かった上に終電も当時は21時30分ごろでしたが、教室自体21時終了であることから終電に乗るためには走っていかないと帰れない状態でした。

 

しかも少しでも残業をすると終電には乗れず、片道1時間半歩いて自宅に帰るような状態でした。
教室自体は人員不足といっておきながらこのような通勤困難な塾講師の現状に対して何の手も打っていなかったことから、もっと通勤するのに便利な教室に変わろうと思いました。

しかしながら教室の塾長や本部からは途中で講師が変更されると生徒はもちろん、保護者からもクレームが来て教室の運営に影響するから年度末までは退職しないでほしいと退職を拒否されました。

それであればせめて通勤条件だけでも良くしてほしいと訴えたのですが、教室が提案した案はバイク通勤に切り替えることで時給を少々上乗せするということ、もしくは教室から最寄りの駅までに利用するための自転車を購入するために一時的に時給を上げるということでした。

 

私は原付バイクは乗れるのですが、時給を少し上げただけでは交通費の補填はできてもバイクの購入費や保険料などの支払いは追い付かないと思いました。

また普段自分が使っている自転車とは別に最寄り駅と教室の間のみに使う自転車を購入したとしても、自転車の費用や保険代がそれなりにかかる上に駅は無人なのできちんと施錠して駐輪場に置いていても盗難に遭うリスクが高いと思い最終的にはどちらの方法も拒否して今まで通り終電に間に合わなければ歩いて帰宅するという状態を継続していました。

 

しかし帰宅は夜10時台になっていて、ある時私が帰宅途中に痴漢と強姦未遂の被害に遭ったことから家族から塾講師を退職するように促されました。
警察にも被害届を出したということで塾長や本部がさすがに大ごとだと感じ、私の退職を認めることになりました。

非常勤職員であったことから退職はその月末で認められましたが、退職届には後々多くの人が目を通すかもしれないと思い一身上の都合ということだけ記載しておきました。

 

その後は日中に販売業の仕事をしたのですが、駅から10分程度で終電も夜23時頃まであったことから帰宅の交通手段に悩まされなくていいと思いました。
また終業時刻も遅くて夜8時だったことから、自分の身の安全のためにも転職してよかったと思いました。

さらに勤務先は都会の中にあり、何か犯罪に巻き込まれそうになっても助けを求められる可能性が高いことから安心して通勤できる勤務先だと思いました。

 

英語の非常勤講師として雇用されていました。
勤め始めた初日に出会った、同じ英語の非常勤講師の先生になぜだか気に入られてしまったようでした。

授業が終わったあとだけでなく、授業の準備をしたくて早めに出勤して教材のコピーなどいろいろと準備をしている間にも、ぺたりと横についておしゃべりを聞かされて徐々にストレスが溜まっていきました。
彼女はとても面倒くさい存在だったようで、自分の受持ちしたくない授業を新しく入った私に担当させてみたりしていたのです。

 

その当時のマネージャーさんは、彼女が少し面倒な存在であることを理解していたようで、彼女の好き勝手にはさせないようにしてくれていたのですが、そのマネージャーが結婚退職してから、マネージャーさんが新しくなってしまい、それからが大変でした。

非常勤講師としての雇用でしたので、休憩時間だけをはさんでつめて授業が入っているスケジュールでないと、時給なしで勤務しているような状態で空き時間を過ごさなくてはなりません。
平日の夕方は、授業がつまっているのでよかったのですが、同じ英語担当の面倒くさい先生に、週末のスケジュールをいいように管理されてしまいました。

 

このようなスケジュールでは、空き時間が出来て拘束時間と報酬のバランスが取れない、と何度もマネージャーさんに訴えましたが、マネージャーさん自身が新人のため、改善がなかったのです。
そのような状況がしばらく続いていたので、契約更新の話をする機会があった際に、何度もスケジュールの調整をリクエストしていましたが、改善されないので、辞めることになると思います、と正直に話をしました。

契約更新のやり取りの書面で、その旨を記載し、退職届、という形での提出はありませんでした。
辞めたい、と伝えた時点で、契約終了まで2か月少しあったのですが、次の教師が見つかるまでもう少し居てほしい、と終了ぎりぎりにお願いされましたが、新しい職場が決まっていたため、断りました。

 

新しい職場に移ってから、非常勤講師として採用されている教師の人数が多かったことと、担当する授業のコマ数をきちんと管理してくれるマネージャーさんがいたこと、この2点で空き時間に拘束されて報酬がない、という状態から解放されました。

何よりもうれしかったのは、新しい職場のほうが働いている職員、教員の人数が多かったので、ひとりひとりとじっくり、密に付き合う必要がなかったことです。
面倒くさい人と同じ教科を担当して、いろいろ気疲れしストレスをためることが全くなくなりました。

 

今回は一例として、正社員やアルバイトとして塾講師をされていた方をご紹介しました。
ほかにも派遣社員や契約社員として働いていた方、新卒で新入社員として入社したもののイメージと違い、研修中や試用期間中に塾講師を辞める方も沢山いました。

とくに研修中や1カ月以内に塾講師を辞める人は特に多い印象です。

その他の塾講師を辞めたい理由・行きたくない理由って?

その他の塾講師を辞めたい理由としては、

  • 仕事がいつも忙しい、大変、きつい
  • 教師陣の中でいじめがあった
  • うつ病になった
  • 頑張っているんだけどうまくいかない
  • 給料がやすい
  • ストレスで疲れた
  • 生徒がうざい
  • 仕事がつまらない
  • 仕事が向いてないと思った
  • 割に合わない

などがありました。

 

塾講師を辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし

  • 自分から退職を切り出せない、
  • 辞めたいといっても強い引き止めに合う
  • 即日退職したい

という場合は、この記事の最後までお進みください。

自分で退職するコツ

退職時のよくあるトラブル解決法

もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…

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