会社やアルバイト・パートを辞める時、経営者や上司に退職する旨を伝えないといけません。

その時の「立派で」「大人で」「無難で」「正しい」退職の伝え方は、以下の記事で紹介しました。

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確かに上の記事で紹介したような、当たり障りのない嘘の理由を伝えて「立つ鳥跡を濁さず」をすれば、無難に退職や転職しやすくなるかもしれません。

でも会社を退職したり転職するときって、何かしらその会社に不満がある事が多いはず。

 

それが「職場がたまたま自分には合わなかった」程度の不満であればまだわかりますが、誰がどう見ても理不尽なパワハラ・モラハラを受けたのに、誰がどう見ても悪いのは相手なのに、怒りをグッと抑えて「一身上の都合で…」と濁してしまうのは本当に正しい事なのでしょうか?

会社を辞める時に、会社や上司に不満や辛かったことを伝えるメリットとデメリット

まず職場の不満をグッとこらえて、日ごろの不満を何も言わずに「お世話になりました」とだけ言って退職するメリットとしては

等があります。

要は「大人」として穏便に退職できるというメリットがあります。

 

逆に不満や理不尽なことを会社に素直に言う事で

  • 本気で退職したいことが伝わり、引き止めに合いにくくなり早く辞められる
  • ビシッという事で会社が変わり、今働いている従業員や次に入る社員のためにもなる
  • 思い出すたびに腹が立つような思いをしなくてよくなる

といったメリットもあります。

会社を辞める時、最後に不満を本人や上司にぶちまけた人に話を聞いてみた

今回面白そうだったので、当サイトでも退職の際に会社に不満を伝えた人に話を聞いてみました(笑)

その結果は以下の通り。

 

辞めるときは社長と三時間話し合いました。私はこれまでの古い体制をつきつけてやりましたが、頭の固い社長に伝わるはずもなく、風通しのいい会社なんてことはまったありませんでした。
後悔は全くなく、辞めれてせいせいしています。
私は若い社員が辞めていくのに耐えられなくなり、私自身も辞めることで会社の次長に会社の悪いところを辞表と一緒に全ていいました。言ったことは後悔はありませんし、自分が言うことで少しでも変わってくれればとの思いでした。
人によって異動希望を叶えたり、叶えなかったり不公平であることはかなり不満に思っていたので退社する時に伝えようと決めていました。上司に退社を伝える時、なぜ辞めたいのか聞かれたため、理由の一つとして伝えました。また、別途人事の担当者と面談する機会があったので、同様に伝えました。
さらに、マネージメントを十分にしてもらえずかなり業務量が偏っていて辛かったこと、同様に辛い思いをしている後輩がいることもとても気になっていたので人事の担当者に伝えました。全ての不満を伝えたわけではありませんが、今後に活かしてもらえる不満は伝えたつもりですし、残っている人のためにも自分のけじめをつけるためにも伝えて良かったと思います。
辞めるとなったらもう会うこともないと思い、今まで腹の中に溜めていた不満をその本人と、本社の人間にすべてぶちまけてやりました。ただ、本人はおそらく何とも思っていないと思うので、もう少し言ってやっても良かったかなと思っています。言ったことはまったく後悔していませんし、今は別の会社で環境もよくなったので、辞めたこともまったく後悔していません。
辞表と一緒に手紙を添えて、その手紙に今までの感謝の気持ちと不満を全て書きました。
お世話になったのも事実だし、会社のせいで嫌な思いをしたのも事実だったので、全て吐き出せてすっきりしました。
直接だと気を使ったり、緊張したりして思っていることを全て伝えきれないと思ったので手紙で伝えるのもかなり手だと思います。
サービス早出、サービス残業当たり前なことや昨日決めたことが今日は違うなど言ってる事がすぐブレて思い通りにならないと即反省文を書かされること、影響されやすいトップだったのでみんなのチームワークが乱されまくりという不満をまず事務局長に相談しました。事務局長はトップの言いなりですが、トップのいないところではトップの愚痴を吐いていたのでその愚痴を吐く時に伝えました。その後トップに上記の不満を会議で発言し、トップに振り回された結果身体を壊したこともあり診断書を提出すると同時に休業からの退職をしました。後日聞いた話によると私が辞めたあと同じ理由で離職希望する人が続出したことでトップも少しは部下の顔色を気にするようになったとのことで不満を伝えて満足しています。
不満内容は、新入社員に対してのフォローがなさすぎる事と人間関係についてでした。伝えた相手は、直属の部長(エリアマネージャー)に辞めますと伝え、理由を聞かれたのでそのまま全てお話ししました。結果、大満足してます!残念ながら私は辞表を出して辞めましたが、同期の様子と直属の部下を見ていて完全に環境が変わっていたからです。新人に対してだけでなく、部内(エリア内)のコミュニケーションが増え、人間関係ももっとフラットに変わっていました。私と関係が悪かった人にも部長からそれとなく伝えてくれたのか、辞める頃には人間が変わったと思うくらいの性格になっていて、私の後を継いだ部下の子とも私が見ていた間では問題なかったからです。私1人の犠牲で、職場の環境が良く変わるのならば伝えてよかったなって心から思いました!部長からも勇気出して言ってくれたから今があると辞めた後にSNSでメッセージを貰い、嬉しいような少し私だけが損をしたか…とも残念に思ったり。。でも、結果としては満足です!
不満については、会社を辞める意思を伝えたあと、直属の上司から不満があれば言って欲しいと言われてので、その場ですぐに伝えました。不満を伝えて満足しています。この不満は私以外の社員もほとんど感じていたので、会社が改善に向かってくれれば良いと思いました。
会社を辞める時に不満は色々あったし伝えた事も色々ありましたが、まず休日出勤がやたら多かった事です。一番酷い場合だと休日の当日になって呼び出されて勤務することもありました。そのような事は一度や2度ではなかったですし不満があったんで辞める時に上司に言いました。それを言ったら謝ってくれましたが言って後悔はなかったです。どっちみち辞めるわけですし、もう2度と上司などとは顔を合わせることもないしどこかでバッタリ会ってもこちらからは話しかけるつもりもなかったので。

 

こんな感じで、「辞める時に不満を伝えてスッキリした」という人がほとんどでした。

ただし一つだけ大事なのは、感情的になって会社や上司の悪口をボロクソに言っても相手にも伝わりませんし、むしろ相手に「こいつガキだな」と思われて余計に腹が立つと思います。

予めどんな不満があったかをメモにでもまとめておいて、冷静に不満やむかついたことを伝えるくらいが良いと思います。

会社に不満を直接伝えるのが怖い場合は、退職代行サービスへ

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